「海外系のグミ」は日本のより割り切ってるところが好き

コラム

ヴィレッジバンガードとかカルディとかに売ってそうな海外系のやつ、あるじゃないですか。

なんて、言うのかな、子供のお菓子です!みたいな。青リンゴ味って書いてるけど、人工的な青リンゴ味!みたいな。誤解を恐れず言っちゃうと、いかにも身体に悪そうなお菓子が僕は大好き。

僕が子供の頃はソーダ味の何らかを食べたら舌が真っ青に染まったりするのを友達と見せ合いっこしてゲラゲラ笑っていたものです。風船ガムの膨らまし合いっこして、高記録をマークするも、破裂してガムの膜が顔にまとわりついてはゲラゲラ笑っていたものです。今、風船ガムってあんまり無いですよね?ガムで風船出来る子いるのだろうか?

良くも悪くもお菓子は食べ物であると同時にオモチャの要素もあったように思います。

今のお菓子はなんか、やっぱりキレイでおとなしい感じがします。お菓子売り場を眺めてみるとシュッとしてる。こぎれい。昔はもっとガチャガチャしてた気がするんですよね。だから、どれだけ居ても飽きなかった。

今はフルーツフレーバーのお菓子であれば、しっかり果汁が入っていて、着色料は使ってませんという、安全性をウリにしたお菓子が増えています。今や一児の父である立場から考えるとものすごくありがたく感じるわけなのですが、それを食べる子供の気持ちが置いてけぼりになってないかな〜とも思います。

お金を払ってお菓子を買い与えるのは親なので、親に安全性を謳って買ってもらうのは当たり前なんですが、そこばかりに注目がされていて、「子供に楽しんでもらう、面白がってもらう」という観点が忘れられている気がします。

安全性の追求はもちろんなんですが、昔のあの、子供が楽しみながら食べるという事も追求してもらいたいです。自分の子供を通じて、ゲラゲラ笑いながら、遊びながらお菓子を食べる子供達の風景が、また見られる事を楽しみにしながら僕自身も、これからも子供の心でお菓子を楽しみたいと思います。

画像に注目。パッケージのカラーリングが、もうイカにも!な感じ。紫のパッケージのイチゴ君なんて、完全に目がイッてるからね?このお菓子大丈夫?ぐらいに思われてもこれを見て子供がゲラゲラ笑ってくれればいいんだっつーパッケージデザイナーの意思を僕は感じるな〜。

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