マインクラフト3日で挫折したグミ助がドラゴンクエストビルダーズ1と2をプレイした感想

先日、おそらく、春節の時期にセールで安売りしていたドラゴンクエストビルダーズ1と2両方を衝動買いしましてね、衝動買いといっても数年前からずっとプレイしたいとは思ってたものをついに購入したっつー感じではあるんですけども。

ずっと購入の決断に至らなかった理由が、以前、マインクラフトを満を持して購入したグミ助、3日で飽きる事件があり、サンドボックス系ゲームっていうんですかね?そういう系のゲーム購入を躊躇してたわけです。

素材となるブロックをひたすら積み重ねて何かを作るゲーム(ざっくりすぎる説明)なんすけど、素材収集のために出かけたら道中ででくわした敵にやられて入手した素材を全部落としてしまい、どこで落としたかわからなくなって泣き寝入りせざるを得ず、結果1時間ほど費やした時間が無駄になるという無慈悲な洗礼を受け、3日ほどでプレイが止まりました。

あと、BGMが静かめで退屈なのもあり、3日でプレイは止まったけど、ぶちゃけ1日目でモチベーション的には下がっていた。せっかく買ったからもったいない精神で残り2日は耐えた。

そんなことがあったもんだから、ドラクエビルダーズをプレイしてもマイクラの二の舞になってしまうのではなかろうかという不安が常にあったんですよね。

そんな折、けっこう安めな値段でセールしているのを見て、プレイしなくてもいいから積んどくかぁ、くらいの軽い気持ちで購入し、すこーしだけ触ってみたんですけどね、

気づいたら5時間溶けてた。

やだこれ、めちゃくちゃ楽しい。

まず、BGMが歴代ドラクエでお馴染みの音楽が使用されていて、懐かしさで泣きそうに。BGMを聴いてるだけでも楽しい。

マイクラでは一応エンダードラゴンとかいう敵を倒すというミッションもあったりするのだけど、プレイヤーが自由に何かを作ることの方がメインだったりするのだけど、グミ助は「何でも自由にしていいよ」っていわれると何をやったらいいのかわからなくなる人間でして。

そりゃあ、25年以上バキバキのサラリーマンで誰かしらの指示の下、働き、生計を立ててきた根っからの指示待ち人間が、自由にしていいよっていわれたって何もできないっすよ!

その点、ドラクエビルダーズはストーリーを進めていくことがメインで、次はあれせい、その後これせいと社畜魂をくすぐる指示をどんどんしてくれるからサラリーマンとしては心地良すぎてね。

1の方はお出かけの道中で敵にやられるとマイクラと同じくアイテムを落としてしまうんだけど、全部無くなるわけじゃないし、マップが親切だからすぐにアイテムを落とした場所に戻れる。2に至っては死んでもアイテムは1つも落とさないように仕様変更されてた。

ゲーム中指示される内容は素材を取ってこいとか、その素材を使って部屋を作れとか、そんなに難易度も高いわけではないけど、ブロックを組み合わせて何かを作る面白さも程よく体験できて大人でも子供でも楽しめる絶妙なゲームバランスになっている。条件さえクリアしていれば出来上がったものが多少不細工でもクリア判定されるし。

ただ、ひたすら指示されるミッションを淡々とこなしていく作業感もあることは否めない。

そんなネガティブ要素もドラクエお馴染みのBGMやストーリーを追いかけるという大義名分が帳消しにしてくれた上にお釣りが来るくらいのイメージで10分でもいいから時間はないかと常にプレイする機会をうかがいながら生活していたくらいである。

1も2もどちらも「創造と破壊」が共通のテーマであるように思う。

どんなお話でも「創造」することは良いこととされるんだけど、「破壊」は「悪」という扱いで用いられることが多い。

ドラクエビルダーズも例によって「破壊」の是非について問いを投げかけるストーリーとなっているのだが、今まで当たり前だった価値観や既成概念がどんどん変わっていく現代に生きる人間としてとても胸に刺さる内容で、グミ助的には結構ストーリーも楽しめた。

1も2もなんだかんだでそれぞれ40時間以上でクリアしたと思う。

ゲームにこれだけ時間をかけたのは久しぶりだったけど、プレイしてよかったと思えるゲームだった。

きっとスクエニさんが今、一生懸命3を作ってくれていると信じています!

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